EQコーチ会実施報告
組織変革に挑んだ事例紹介

組織風土改革にEQコーチングをどう活かすか?

2025年1月より「Japan EQコーチ資格認定コース」認定者を対象に、EQコーチ会を開催しています。
この会の目的は、以下の3つです。

Japan EQコーチ資格者同士の交流促進
活動に役立つ情報提供
相互学習の場

1月に続き、2月19日(水)、第2回となるEQコーチ会を開催しました。今回はJapan EQコーチ1期生で活躍されている古西宏治さんをゲストにお迎えしました。
テーマは 「EQコーチングを基軸にした組織風土改革」。実際の企業の事例をもとに、EQコーチングが組織変革にどう活かせるのかを深掘りしました。

Japan EQコーチ古西 宏治
Japan EQコーチ
古西 宏治

EQコーチ会では、「教える人・教わる人」という関係ではなく、対話を通じた相互学習の場となることを目指しています。今回も、古西さんの講話の後、参加者同士が積極的に意見を交わす時間を設けました。まずは少人数のグループに分かれ、感想や気づき、実践にどう活かせるかについて話し合いました。その後、全体の場で対話を深め、異なる視点からの学びを得る機会となりました。
特に印象的だったのは、参加者がそれぞれの経験や現場の課題をもとに、具体的な問いを投げかけたことです。

参加者からはこんな質問が・・・

💡️組織開発や組織風土改革にEQコーチングをどう活かすのか?
💡️クライアントの意思決定者にどうアプローチすればよいか?
💡️相手に自己開示をしてもらうために、どのようなマインドセット、前提を設けているか?
💡️EQやEQコーチングの価値をどう伝え、理解・納得してもらうか?

どの質問も、参加者がそれぞれの実践の中で感じているリアルな課題ばかり。
その結果、古西さんの話をきっかけに、深い対話が生まれました。こうした対話の積み重ねが、EQコーチとしての成長を促す貴重な機会になっていると感じた回でした。

EQコーチングで組織変革を成功させるには?

今回残念ながら参加できなかった方のために、少し古西さんのお話の要点をまとめてお伝えします。
今回お話いただいた事例は、業績不振⇒社内の雰囲気の悪化⇒社員のやる気の低下といった負の連鎖が起きつつある会社の組織改革にEQコーチングを活用した事例でした。
この会社が抱える課題に対して古西さんがEQコーチングを活用して行ったことは大きく2つです。

1.個人の能力開発、意識改革、行動変容を促す
2.経営者が現状を正しく把握し、自ら変革に向けて行動するよう促す

古西さんは、EQコーチングには「変化を生み出す3つの力」があり、大きな可能性を秘めていると語ります。彼が“EQコーチングでできる!”と確信するのは、これまでの経験を通じて、その可能性を実感してきたからです。

■EQコーチングが変化を生む3つの理由
1.EQアセスメントがあることで、自己理解・自己分析が短期間で深まる
2.自己理解を通じて「自ら取り組むべき課題」に気づき、行動が変わる
3.EQアセスメントによって、変化の効果を客観的に測定できる

EQコーチングの最大の強みは、「自ら考え、行動を変える力を引き出す」こと。

今回の事例のような会社に、いくら組織変革や組織開発の成功事例や理論、知識を伝えアドバイスをしたとしても、自分の頭で考え、やると決めたことでなければ行動が変わらないことが多いのではないでしょうか?古西さんは、この点に気づき、EQコーチングの特性を最大限に活かして 社員も経営者も意識を変え、行動を変え、組織改革を成功へと導いたのです。

今後のEQコーチ会について

EQコーチ会では、今後もリアルな実践事例の共有、最新のEQアセスメント情報の提供、そしてコーチングスキル向上のための対話の場を継続的に提供していきます。
EQコーチングは、一人で学ぶだけではなく、実際の現場での経験を共有し合い、互いの知見を持ち寄ることで、より深い理解と実践力につながるものです。会では、毎回異なるテーマを設定し、多様な視点からEQコーチングの可能性を探求していきます。
次回の開催は 3月19日(水)18:00〜19:00。オンラインにて実施します。

今後もコーチ資格取得者の皆様にはメルマガにてお知らせしますので、ぜひチェックしてください!
皆さまのご参加を心よりお待ちしております

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